ペットが亡くなったとき 大切なこと
愛する家族、ペットが亡くなったときには。
家族同様に過ごしてきたペットにもしものとき、
すべきこと、注意しておくことを解説します。
事前に確認しておくことで、いざというときにも落ち着いてお見送りの段取りを進めることができます。
ペットが亡くなったとき大切なこと
・いつまでペット遺体は”もつ”のか
ペットが亡くなったときにお問い合わせいただく内容で一番多いことは、
「遺体がいつまでもつだろうか?」という内容です。実際はもっと漠然と
「このままでこの子は大丈夫だろうか?」というご不安ですね。
例えばペットが亡くなり、家族が集まれるまでに2日ほどかかる場合。
それまでに遺体が傷んでしまわないか?そもそもそんなに置いて大丈夫なのかとご不安になるのはもっとものことです。
・ご遺体の変化は自然の証
ご遺体の痛みや変化を極度に恐れるお気持ちはよくわかります。ただ、ご臨終を迎えたペットさんのお身体が少しずつ変化していくこと それ自体は自然の理なのです。よってまず大切なことは余計な不安に駆られるよりもまず”この子は大丈夫”と安心していただくことです。
そして火葬を迎えるまでの間、その変化を最小限に抑えるための処置を施すこととなります。
できるだけ、きれいなままのお身体でお見送りができるようにしてあげましょう。
またペットさんのご遺体について、火葬期限が設けられているわけではありません。
よってそれが何日後であっても、逢の杜ペット霊園としては火葬対応可能となっております。
・待つことで会える家族がいるのなら
ご遺体のことを考えると、少しでも早くペット火葬にしてあげる方がよいことは言うまでもありません。しかしながら、家族として子供として過ごしてきたペットさんに対して、最後に家族でしっかりお別れを伝える時間を持つことはとても大切です。
(慌てて急いでペット火葬した場合に、後から気持ちの整理が整わず引きずってしまうこともあります)
その一晩二晩を待ってあげることで、会いに来れる家族がいるのなら。
その間の保冷安置をしっかりしてあげながら、待ってあげる方向性や選択肢もございます。
ペット火葬はご希望に応じて、当日すぐという場合もありますし、数日後の予約も可能です。
その日までのご遺体安置を次項からの内容に従って整えましょう。
適切な保冷安置のために
必要なご遺体の安置については、以下のような条件によって違いがあります。
① 季節 → 暑いほど保冷が必要
② ご臨終までの過ごし方 → 病床に臥せっていた時間が長いほど保冷が必要
③ 体格 → 身体の大きい子ほど、保冷が必要
④ 生活環境 → 屋外飼いのほうが、保冷が必要
これらは代表的な例ですが、詳しくは個々の状況で違いますので、お問い合わせください。
・死後硬直と注意点
よく心配される死後硬直ですが、逢の杜ペット霊園ではあまり強引に身体を曲げたりといった力を加えることはおすすめしておりません。
とくに足が短めのペットさんについては、無理に足を曲げなくてもお棺への納棺が容易なので、自然なままの体勢でよろしいかと思います。
逆に足の長い犬種の子の場合は、可能な範囲で足の伸びをやわらげてあげた方が、お棺のご利用が容易になる傾向があります。
総じて、自然に横になって眠っているような体勢となるように整えてあげることを心がけましょう。
またペットさんは目を閉じられない場合もありますが、こちらも無理には閉じようとはせず自然なままにしてあげましょう。
・身体をきれいにしてあげる
ご遺体に施す処置としてまずは、ウェットシートや濡れタオルなどを利用して、お身体の汚れはできるだけきれいにふき取ってあげてください。毛並みを整えて、自然な体勢へ。
・遺体下部にシートを
タオルケットやペットシートなど、汚れても替えが効くものをお身体の下へ敷いてあげましょう。ご遺体はお口や下の方から体液が漏れ出すことがあります。ご家庭では無理に詰め物などをされるよりも、清潔なシートなどを下に敷いてあげて、汚れたときに替えてあげられるようにしておくと安心です。
またお身体の下へひとつなぎのシートがあることで、それを担架のように利用してお身体の移動もしやすくなります。
・保冷剤とお棺
特に夏場に数日を安置する場合などにおいては、保冷剤の使用をおすすめします。保冷材はドライアイスが手に入ればベストではありますが、ご家庭の冷凍庫にあるものでもOKです。
保冷剤はタオルで巻くなどして、湿気を帯びても替えが効くようにしてあげるとよいでしょう。
そして簡易的でもよいのでお棺になる箱を準備し密閉性を保ちましょう。
保冷剤の機能を損なわないためにも、お棺はある程度の密閉性があるほうが保冷効果が高くなります。(夏場に数日以上をもたせたいご事情などにおいては、発泡スチロールの密閉ストッカーなどを準備すると望ましくなります。)
保冷剤/お棺 のセットは 事前にお渡しが可能です。お気軽にご依頼ください。
また小型犬サイズまでであれば、火葬日まで霊園でご遺体をお預かりすることも可能です。
詳しくはお問い合わせください。
・お供え物について
お棺に入れたり、火葬に添えてあげられるお供え物は、基本的に可燃性のものとなります。
好きだった食べ物、かわいいお花やお手紙など、準備をして添えてあげてください。
明らかに燃えない金属やプラスチックはNGですが、化成繊維など迷うものは火葬時にご持参いただき、スタッフと相談の上で火葬可能かを決めていくとよいでしょう。
ペット火葬/ペット葬儀について
ご遺体の保冷安置が整いましたら、ペット火葬/ペット葬儀の内容や候補日をご検討ください。
当日すぐの火葬も、数日後の予約も可能です。
ここでは、ペット火葬/ペット葬儀の方法について解説します。
・遺骨を手元に戻したい場合
ペット火葬の方法は、
・返骨が可能な個別火葬と
・返骨なしで合同埋葬となる合同火葬があります。
まずはご遺骨を手元に戻してあげたいかどうか、からお考えになるとよいでしょう。
ご遺骨を手元に戻したい場合の個別火葬においては、
・火葬に立会って拾骨までしていただける方法と、
・火葬立会なしで後日返骨の方法があります。
・遺骨は霊園で埋葬したい場合
合同火葬をお選びの場合は、遺骨は合同墓に埋葬され返骨はありません。
また、個別火葬で一旦遺骨を連れて帰ったあとでも、ゆくゆく逢の杜ペット霊園の合同墓へ埋葬することができます。
・遺体持ち込みか、出張希望か
逢の杜ペット霊園では、葬儀式場/固定火葬炉/待合休憩所などを備えており、まさに人間の葬儀さながらのお見送りを実現します。
またこの斎場は日常のノイズから隔絶され、静かで落ち着いた場所となります。愛するペットのお見送りに際し集中して家族の時間に向き合うことができます。
喪に服する装いでお集まりいただき、お棺に花を添えて、皆で遺骨を拾う。その一連のセレモニーのなかで、家族の大切な絆を深めることとなるでしょう。
人間のお葬儀と同じようなイメージでお見送りしてあげたい場合は持ち込みの火葬を検討されるとよいかと思います。
また逢の杜ペット霊園では、ご自宅へ出張するペット火葬も承ります。火葬炉付きの車両でお伺いし、現地で立会個別火葬することもできます。(車両の設置には諸条件がありますのでお問い合わせください)
出張火葬は移動の足がない方には必要なサービスであることと、住み慣れたご自宅でお見送りできるメリットは大きいです。一方で、お見送りは日常の中で行うため、お住まいの環境にも左右される側面があります。
・火葬方法別、内容ダイジェスト表
〇立会個別火葬
火葬 : 個別
点火立会 : 可
返骨 : 可
拾骨 : 可
葬儀 : 可
〇お任せ返骨火葬
火葬 : 個別
点火立会 : 不可
返骨 : 可
拾骨 : 不可
葬儀 : 可
〇合同火葬
火葬 : 合同
点火立会 : 不可
返骨 : 不可
拾骨 : 不可
葬儀 : 可
→詳しくはこちら
法令対応について注意事項
・わんちゃんの場合
お住まいの自治体や保健所へ連絡の上、死亡届の適切な指導を仰いでください。
東広島市のケース
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/seikatsukankyo/2/9/3809.html
死亡から30日以内に手続きを完了することが求められております。
マイクロチップの取り扱い管轄については、広島県にての対応となります。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/apc/hiroshima-mc.html
いずれもペット火葬前に必要な手続きはありませんので、まずは落ち着いてペット火葬を済ませた後、お手続きをされるので問題ありません。
・わんちゃん以外の場合
猫ちゃんやウサギさんをはじめ、わんちゃん以外の動物においては、自治体保健所への死亡届についてはわんちゃんのような登録制度がいまのところないため、手続きの必要がありません。
※マイクロチップについては同様に届け出が必要となります。
ペットが亡くなったら まとめ
・“大丈夫”と心を落ち着かせる
・身体をきれいにしてあげる
・汚れても替えが効くシートを敷く
・保冷安置/柩の準備
・お供え物の準備
・火葬方法と候補日を決めて予約する
・火葬後は死亡届など法令対応を済ませる
以上、
ペット火葬ご相談は事前でも大丈夫です。
愛する我が子のために、ご不安な点は予めお問い合わせください。
逢の杜ペット霊園 0800-123-1194
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