ご遺骨を手元に残せなかったときは
東広島のペット火葬 逢の杜ペット霊園です。
本日は、逢の杜ペット霊園でのペット火葬をご利用いただいた方のご親族からのお問い合わせがありました。
お話をお伺いしたところ、少しでも良いので分骨をして遺骨を手元に置きたいという内容だったかと思います。
しかしながらそのペットさんはすでに合同火葬にて荼毘に付しており、遺骨はすでに合同供養墓へ埋葬されお返しすることはかなわなくなっておりました。お応えできず残念ではありましたが、こういった場合にできることの案を少しご紹介させていただきます。
まず火葬方法をお選びになるご事情はご家族によりさまざまですから、どの火葬方法が推奨されるというわけではありません。個別火葬でご遺骨を持ち帰られるご家族が多いことは事実ですが、一方で遺骨は持ち帰らずに、別のおしるしとしてほかの供養物品を検討される方もありますので、それも併せての内容となります。
Contents
・ 遺毛を残す
人間でいうところの遺髪ですね。こちらは火葬前に必要な束を切り取っておくことが望ましいのですが、生活環境次第では火葬後でもおうちに残った毛を集めることができるやもしれません。
集めた毛は、遺骨用のカプセルにおさめて持っておくこともできますし、必要な分量がそろえば毛筆のようにしたり、チャームのようにして残すこともできます。(毛筆についてはこちらをご参照ください。→ ペット毛筆 / ペットチャーム)
・ 位牌、遺影写真
宗旨宗派や土地の習わしにもよりますが、位牌は祖霊の個性を代表するものとして、時には遺骨の代わりとして親しまれてきたものでもあります。こちらは特に遺骨を持ち帰らない選択をしたご家族にとっても人気のある供養方法といえます。また在りし日のお姿写真を利用し、遺影写真として額に入れておくご家族もたくさんおられます。
・ お写経
遺骨のことを舎利ともいいます。もともと仏舎利とはお釈迦様の遺物(骨や遺髪など)を指すらしいのですが、これらを真身舎利といいます。これに対して、お写経は法身舎利とも呼ばれ、真身舎利つまり遺骨などの遺物と同等として扱うことができるらしいのです。心を込めてお写経をしたためることで、それをご遺骨の代わりとして供養することができます。(詳しくはこちら)
実際のご遺骨を手元に置くという方法論以外で、舎利供養を施したい場合はこういった方法を検討してみてはいかがでしょうか。お問い合わせはお気軽にご依頼ください。
逢の杜ペット霊園